Hey what's up guys, how's going? this is Ryota! good to see you!
僕たち留学生は、それぞれの大学(特にセメスター制かクオーター制)によって、前後するのですが12月の二週目後からwinter breakという、いわゆる冬休みというのに入っています!僕が留学にきているこのモンタナ大学では、12月14日から1月28日まで約一ヶ月半の間この冬休み休暇があります!この休暇中は、こっちの学生もさまざまな過ごし方をしますが、大体3通りに分かれるので簡単に紹介したいと思います。
1、寮に残ってwinter sessionを受ける。
これは、通常の授業を冬の休暇中を使って一ヶ月半で終わらせてしまうおうという
制度です。もちろん履修した授業の単位を取れば、普通の授業と同じ成績が出ますし、単位にも加算されます。この制度は、こっちの学生が大学を4年間ではなく2、3年で卒業したい学生が多く利用します。
2、それぞれの、実家に帰る。
ほとんどの学生が、授業が終わるとすぐ実家に帰ります。というのも、アメリカは土地が広大で、さまざまな場所、地域から学生が集まっているのでそれぞれの州、国の親元に帰ってゆっくり次の学期まで過ごします。留学生の中には 仲良くなったアメリカ人の家で休暇中ホームステイさせてもらうことも多くあります。
3、旅行する
これは、主に留学生に限った話になるのですが、この長期休暇を使って旅行する学生もいます。日本人はもちろん、各国からきている留学生の多くがアメリカ国内にとどまらず、ヨーロッパ、メキシコなどに旅行に行きます。
と、以上紹介したように様々な過ごし方があります。
どれも楽しそうでしょ?笑
で、でっかくなんで僕が今回このwinter breakをどうやって過ごしていたかを紹介したいと思います!
まず、僕は学期が終わってすぐに、ルームメートであるPeter君とその家族と共に一週間ほど、Yellow stone national parkに旅行しました。この国立公園は、世界初の国立公園として有名であり、その景色、雄大さ、そして寒さ(最低気温−19℃!笑)に圧倒されました!
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これ凍ってるけど、全部湖だからね!! |
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滝が途中で凍ってます笑 |
そのあと、彼の実家であるSeattleに数日の間ホームステイをさせてもらい
そして、12月24日についにSeattleから長年の夢であった”バックパック一つでアメリカの大陸横断旅行” を始めました!
まず最初に観光したのはもちろんSeattle。
シアトルは、湿気が多く日本のような気候で、かつ治安も良く安全なのでとても過ごしやすかったです、街自体もそんなに大きくなくて観光名所もDown town にぎゅっと詰まっているので、発達している交通機関を使えば、まんべんなくシアトルの街を楽しめると思います!シアトルといってすぐスターバックスコーヒーを思い浮かべる人も多いと思いますが、ダウンタウンから少し離れたPublic marketというところにスターバックス一号店があるので一度足を運んで見るのも面白いと思います。
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シアトルマリナーズの本拠地! |
次に、シアトルから定期便がでてるフェリーを使って、2時間ほどかけてVictoria, B.Cに行きました。フェリー乗り場で入国チェックがあったりとなかなか面白い経験ができます笑 ここ、カナダのヴィクトリアは今回の旅の中でも上位にはいるくらいいいところでした!まず、なにより街並みが綺麗で(もちろんすべて英国風)景色、天候、雰囲気すべて素晴らしかったです。シアトルからも近く比較的安い値段のフェリーが通っているので、おすすめです。基本的に小さくまとまっている街なので歩き回って楽しめると思います。ここに半年間留学してた八掛君が羨ましい笑
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夜はディズニーシーみたいでした笑 |
そして、シアトルにフェリーで戻ったあとはアメリカの顔であるNew Yorkへ行ってきました!
ま、ニューヨークは言うまでもないですよね笑 とりあえず、人が多い!!本当多い!笑
途中から高校の時の友達と合流してuptown,midtown,downtownまんべんなく観光しましたが、いくところいくところほとんどが人ごみでした。New year's eve のカウントダウンでタイムズスクエアに並んだり、自由の女神、メトロポリタン美術館といった観光地を回ったりと色々観光したのですが、たくさん観光地があるので、どれだっけあっても時間がたりない印象でした笑 交通に関していうと、メトロと呼ばれる地下鉄とバスが24時間運行しているので移動するのはわりと簡単でした。あ、治安に関しては言うまでもなく最悪です笑 いわゆる大通りではそんなに危険なことは少ないのですが、少し路地を外れたり、都心部を外れると結構危ないです笑
高校の友達である成田君と森町くんは黒人さんに囲まれてお金を巻き上げられました笑
ただ、Times squareを見た時は、その大きさ明るさに感動して震えました。
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Empire state buildingからの眺め |
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自由の女神! |
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これは、ほんとに感動した!Times square! |
ニューヨークの途中でBostonにも足を伸ばしてきました。
正直、ハーバード大学のイメージしかなかったのですが、ボストン茶会事件の場所であったり、独立戦争のもととなった歴史の街としての名残の建物が多く、とてもすごしやすい治安のいいところでした。一日しかいなかったのですが、街自体は小さいので一通りまわることができました。食べ物の話をすると、シーフード料理が有名で、新鮮なロブスターをそのまま茹でてカウンターで出してくれるロブスターバーは安くて美味しかったです。本当にオススメ!
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やっぱり、ボストンと言ったらレッドソックスだよね笑 |
一回ニューヨークに戻ったあと、次は、アメリカの首都であるWashington,D.Cに行ってきました。ここが、とてつもなく素晴らしいところでした。
ほんとに。さすがに特別行政区となっているところだけあって、すべての建物が歴史、意味を持っていて、始めて人生の中で建物という造形物自体に感動を覚えました。その中でも、Library of Congress, U.S capital, Smithsonian castle, Washington monument, Lincoln monumentが一直線上に並んでいるNational Mallは今回の旅の中で一番感動しました。ほんとに、ほんとに。
ここだけは、絶対にもう一回訪れたい、と思うようなそんな素晴らしいところでした。
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Lincoln monument |
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これが感動した、Washington monument! |
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全体を見渡すとこういう感じ!最高でした |
そんな、素晴らしいワシントンDCを後に向かったのがアメリカ第三の都市Chicagoでした。たまたま、シカゴに実家のある大学の友達のCasey君が泊まるところを提供してくれたので四泊五日と少しばかり長く滞在することになりました。シカゴの街はビジネスを中心に栄えてきたなといった印象で、摩天楼という言葉の発祥の地というだけあり、高層ビルが絶え間無く敷き詰められていて、その姿は正直圧巻ででした。また、五大湖の一つである、ミシガン湖にも面していているのですが、その景色はこれまたとても綺麗なものでした。
そんなシカゴの中で、ぼくが声を大にして言いたいのがシカゴはBLUESの発祥の地ということです!
どこのライブハウスも連日連夜ブルースを基調としたバンドが演奏しており、入場料も$5-$10と格安です。格安にもかかわらず、質の高い演奏を間近で聞くことができ、音楽が好きでない人でも十二分に楽しめると思います!音楽が好きな人は、涙が出るくらい感動します。正直、ウルっときました笑 本当にオススメです!
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こんな感じのブルースライブハウス |
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これはダウンタウンにある町の公園、常に人の顔が写ってます笑 |
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ミシガン湖! |
また、滞在中には、シカゴから電車で二時間ほどに位置するMilwaukeeにもいってきました。ここ、ミルウォーキーには成城大学の交換留学先であるUniversity of Wisconsin, Milwaukeeがあります。そこで、昨年までうちの大学に交換留学で勉強しにきていたTierra
と合流しました。ティエラには、大学を案内してもらったり、一緒にハンバーガーを食べたりといろいろ面倒を見てもらいました。ありがとうティエラ!
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University of Wisconsin, Milwaukee |
そこから一回シカゴに戻り、ブルースを背に次に向かった街がJazz発祥の地New Orleansでした! まぁ、正確には、途中のChampaign Urbanaという駅で寄り道をして、僕のゼミの先生である塚原英敦先生の母校University of Illinois, champaign urbanaにも足を伸ばしました。ま、ここは、大学以外そんな観光してないので、ニューオーリンズについて話したいと思います。
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食堂はこんな感じ |
さてさて、実はこの旅を計画した時に一番楽しみだったのが、ここニューオーリンズ。ま、正直滅多な理由がない限り日本人はここに行かないですよね笑 とはいえ、ここニューオーリンズはミシシッピ川での貿易が盛んだったこともあり、様々な国の文化、食事、習慣が入り混じっています。そんな中で数々のハリケーン被害にあってきて何度も水没の危機から立ち直った地域です。みなさんの中にも、カトリーナのニュースでこの場所を知った人が多いと思います。
そんなニューオーリンズですが、French quaterと呼ばれる一部観光地域以外は、まぁ、めちゃくちゃに治安が悪かったです。 一つ路地を外れればマリファナ、ドラッグは当たり前で、歩いてると、おしっこをかけてくるおじさんがいっぱいいます。いや、冗談じゃなくほんとに!笑(ま、もちろん毎回逃げたけどね笑)
治安の悪さは泊まってる所でもやっぱり表れて、僕はこの時、一泊$15の16人部屋ホステルに泊まったのですが、一度デジカメをドラッグやってるおじさんに盗られました笑 ま、自分の身は自分で守らないとって感じです、、、
さぁ、本題の観光ですが有名な生ガキ、ベニエと呼ばれるドーナツ、ケジャンと呼ばれる辛い香辛料などなど食の街としてすごい楽しめました。そして最終日にはジャズの聖地と呼ばれ、世界中の音楽家が憧れ、そして、訪れるPreservation hallに行ってきました。ここもまた、音楽が好きな人には涙スポットかもしれません笑 気づいたら演奏が終わってた感じでした。
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リオのカーニバルに次ぐ世界第二のお祭り Mardi gras が行われるのもここ! |
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Jazzの聖地 Preservation hall |
さぁ、そんな楽しい時間も終わり次の目的地はLos Angelsです。
ちなみに、僕は今回移動手段を全てamtrakという鉄道を利用したのですが、(モンタナ大学があるMissoulaはamtrakの駅を持っていないのでspoken,WAまではGray houndという、格安バスを利用)
アメリカの中で今ある唯一の大陸横断鉄道列車が走っているのがこのニューオーリンズロサンゼルス間を結ぶSunset Limited。(昔はマイアミから運行してたが、カトリーナの被害を受け現在運行休止中)移動時間46時間のいう長さで腰とお尻が痛くなりましたが笑、途中途中の駅で喫煙者に向けた休憩があり、大きい駅での休憩を挟むのは、なかなかに楽しかったです。途中の駅で有名なところをあげるとNASAで有名なHouston、River side walkで有名なSan Antonio, メキシコとの国境沿いが麻薬戦争のため治安が世界で最悪で有名な街、シウダーフアレスのアメリカ側El Pasoなどなど、それぞれの駅が20ー30分ほどの休憩ですが、途中の景色なども楽しめると思います。
そんなこんなでようやくたどり着いたのが日本からの観光客も多いLos Angels
まぁ、最初に言いたいのがこのロサンゼルス、とにかく広いです笑
長年の都市開発を経てようやく完成した、大型娯楽商業施設、”LA LIVE”を中心にした
Down town、
Chinese theaterなど、映画の街として有名な Holly wood 、
Santa Monica beach, Venice beachといった、綺麗なビーチがならぶBeach side
この三つがロサンゼルスの観光の中心になるのですが、それぞれの区間を移動するのにバスで1〜2時間くらいかかります笑 なのでバックパッカーにとっては移動がすごく大変!笑
ちなみに、この三つの地区は全て行ったのですが一番にオススメしたいのが、やはりサンタモニカビーチの夕陽!これは本当に綺麗で、未だに心に残っています。あと、個人的に楽しかったのが、ビーチ沿いに多く営業しているレンタルバイク(自転車貸し屋さん)で、一日ロードバイクを借りて、ビーチ沿いの一本道を駆け抜けたり、UCLAや、セレブが多く住むことで有名なビバリーヒルズまでサイクリングが楽しかったです!(冬の今でさえ28℃程と暑かったので、熱中症に注意!笑)
あと、この時はハリウッドにあるホステルに泊まったのですが(ここの治安自体は悪くないが、値段が安いため現地の若者の盛り場と化している、、、笑)夜中にいきなり銃声が鳴り響いて何事かと思って飛び起きたら外で映画の撮影をしていました!笑 スタッフの人曰く、二日に一回はこういった撮影があるとのこと。映画好きはたまらないところかもしれません。
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これがサンタモニカの夕陽! |
そんな若者の街ロサンゼルスを背に向かったのがSan Diego
ここ、サンディエゴは観光地としてはそんなに有名ではなく、地元の人のリゾート地といった存在のようです。西海岸の端っこにあるため綺麗な夕日が見えるSunset cliffや芸術家、美術家が愛する街La Jollaなどゆっくり落ち着いたら時間が過ごせる場所でした。あいにく、天気は曇っていたため、綺麗な夕日を見ることができなかったのですが、アメリカ海軍基地の歴史を中心としたCabrillo national monument parkや、前回のWBC決勝で韓国と死闘を繰り広げイチロー選手の決勝タイムリーで二大会連続優勝を決めたPetco Parkなどの名所を周ってバックパックの旅最後の地を堪能しました。
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ペテコパーク! |
ここサンディエゴから二日と半日かけて列車とバスを乗り継いで、約一ヶ月半に及ぶバックパックの一人旅を終え、まぁ無事に今ここ-12℃の地、モンタナ大学に帰ってきたわけですが、
なんともまぁ、すぐに明日から授業が始まります。笑
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でも、なんか少し落ち着く場所モンタナ |
ま、今回の旅を自分なりに、少し短めに総括すると、
お金かけてリゾート地を回り、ホテルに泊まる、といった旅行はももちろん、安全で美味しいものも食べれて、時間も効率的に使えて素晴らしいとおもうのですが、若いうちにこういった経験を積むことができて、本当に良かったと思います。
特にいい経験ができたなと思ったのが、
途中の安いホステルで世界各国からきた旅をしてる仲間と英語っていう唯一の共通道具で通じ合ったり、一緒に観光したり、といったことでした。
毎晩夜になると、ホステルの狭いスペースで将来の話を話し合ったり、かと思えば、隣でさっきまで真面目な話をしてたやつがマリファナをやりだして爆音で音楽をかけ始めたり、突然夜中に起こされてストリップクラブに誘われたり、 少し目を話したらデジカメが盗まれてたり、とか笑 ほんと、いろいろありました笑
でも、このことで
何が良かったとか、何が嫌だったとかではなく、ただ単にこの旅で会った人たちとの一期一会のものを凄く大きく太く感じました。
ま、なにはともわれ、色々危なかったけど、死ななくてよかった!!!ほんとに笑
ちなみに、旅行に関しては、お金の話がどうしてもネックになってくるので、事細かに話すと、僕が使ったamtrakのrailpassというものを使えばこれだけ回って移動費わずか$650ほどです。
宿泊費もぼくが泊まったような安宿をはしごすれば$400で一ヶ月過ごせます。トータルで考えると決して安くない金額ですが、短期留学に行ったりするのを考えると、格安でかつ様々な経験ができ、英語をしゃべらなければ生きていけない状態に入れるので、いい経験になると思います。もし興味、質問あったら、気軽に連絡ください!
って、流石に長くなりすぎたかな?笑
ま、少しでも僕の冬の休暇の様子が、この記事を見ている人にとって、留学とか海外に興味持ってくれる一つのきっかけで、かつすこしでもその人自身の原動力になってくれたらな!と思います。
本当は、今回、前回紹介した、僕が参加しているモンタナ大学の野球部の話をしようと思ったのですが、また次回に持ち越し、、、ということで笑
んじゃ、長くなりましたけど、みてくれてありがとうございやした!
ではまた次の機会に!
あ、旅行の質問だったり、留学に関しての質問あればseijoryugaku2012@gmail.com に気軽に連絡ください。すこしでも、興味を持った人に、留学生から 国際交流の輪を広げる手伝いができると思います。ほんと、お気軽に!
ほんじゃ、 経済学部経済学科二年 星野 遼太でした! !
see you guys later! :)
p.s 右田見てっかー?笑 モンタナで待ってっからな!帰って来いよー!